webライターの文字単価の相場はいくらか知りたい、どれくらいの単価なら稼げるのかな?文字単価を上げる方法もあれば知っておきたい
こういった疑問に、実体験を交えながらお答えします!
私はwebライター4年目です。これまでクラウドソーシングサイトや直接契約で70件以上の案件を受けてきました。
文字単価の相場感・稼げると感じる金額・文字単価の上げ方を自分の実体験をもとにまとめてみました。
Contents
webライター文字単価の相場は0.5~1円
- 0.5~1円の案件が多い印象
- 完全未経験者向け・テストライティングだと0.3円ぐらいもある
- 中には文字単価5円以上の案件もある
- 継続依頼で文字単価が上がることもある
0.5~1円の案件が多い印象
webライティング記事は、全体的に0.5~1円の案件が多い印象です。経験の有無・ジャンルによって単価は変わりますが、たいたいそれくらいの相場観。
webライターとして活動をはじめたばかりのときや、なかなか提案がとらない・採用されないときは、応募数が少ない案件でこのあたりの文字単価を狙ってみましょう。
完全初心者向け・テストライティングだと0.3円ぐらいもある
完全初心者向けやテストライティングだと文字単価0.3円ぐらいの案件もあります。webライターとして全くの経験がない場合は初めの1回ぐらい受けてもいいかもしれませんが…今後もwebライティングの仕事を続けていくとなると、あまりおすすめしません。低単価のテストライティングの場合も同様です。
なぜなら、同じ2000文字を書くのなら単価が少しでも高いほうが時間効率が良いからです。例えば、文字単価0.3円・0.8円なら報酬金額が600円・1600円とかなり違ってきます。0.3円の場合、2000文字を2記事書いても、0.8円の1記事1600円の報酬には届きません。
何回かライティングを経験したなら、文字単価0.3円よりも0.1円でも高い、別の案件を探したほうが効率も良くなります。
中には文字単価5円以上の案件もある
webライティングの案件の中には、文字単価5円以上といった高額報酬の案件もあります。
- 大手企業のコラム記事・HPテキスト作成
- 稼げるアフィリエイトジャンルの記事(金融、育毛、健康、転職、美容ジャンルなど)
- 〇〇の経験者のみの応募(元薬剤師、元弁護士など)
パッと思いつくのは上記の案件です。ただ、文字単価が高くなるとその分内容が難しかったり、専門知識が必要だったりと気軽にライティングできるものは少なくなります。経験者のみの募集など応募者の制限がかかることもあります。
継続依頼で文字単価が上がることもある
初めは文字単価0.5円でも2か月・3か月・1年…と継続することで文字単価が1円・2円と上がることもあります。同じクライアント(依頼主)から継続依頼を受けることで、修正の回数も少なくなり、そのクライアント向けのライティングの技術もあがってくるからです。
記事の品質があがると、納品した記事へのアクセスが増えたり、クライアントが修正する手間がなくなるので、文字単価があがるというイメージになります。
webライターとして稼げる文字単価は1円以上~
- 単純計算で1000文字1000円、執筆スピードが上がるほど稼げる
- 文字単価が高い案件(5円以上~)はその分野の専門知識が必要
- 初めは単価だけに捉われず、自分の興味のあるジャンルを選ぶのが吉
個人的な体感ですが、稼げる文字単価は1円以上~です。時間の余裕があるなら多少単価を下げて案件数を増やすのもありですが、、。
正直、単価を下げて仕事の件数を増やすよりも、2円・3円と上げて件数を減らしたほうが、メンタルにも優しいですし、それぞれの記事に注力できます。
単純計算で1000文字1000円、執筆スピードが上がるほど稼げる
1文字1円だと、単純計算で1000文字1000円です。1時間で書き上げれば時給1000円。30分で仕上がれば時給2000円です。
※時給換算すると、スピードが乗らなかったときに萎えてくることがあるので目安として考えます!
【1日3000文字執筆すると…】
1時間1000文字ペース:3時間で3000円
30分1000文字ペース:1.5時間で3000円
執筆スピードが上がるほど、1日にこなせる件数も増えるので稼げるようになります。
ジャンルが異なる記事を書くよりも、同じジャンルの記事のほうがリサーチの手間が少なくなるので、スピードを上げやすいです。
文字単価が高い案件(5円以上~)はその分野の専門知識が必要
5円以上など文字単価が高い案件は、その分野の専門知識が必要になることが多いです。例えば、実際に金融機関や医療機関に勤めていた方など。そのジャンルに精通しているからこそ書ける記事が求められます。
もともと経験がなくても、webライティングで特定のジャンルを書き続けることである程度の知識を身につけることもできます。
初めは単価だけに捉われず、自分の興味のあるジャンルを選ぶのが吉
初めは文字単価に捉われずに、自分の興味のあるジャンルでライティングをしたほうが良いです。理由は、下記の通り。
- 記事を書いていて苦痛じゃなく、無理のない範囲で続けられる
- 好きなジャンルならリサーチもしやすい・もともと知識がある
- そのジャンルに注力することで記事の質もあがりやすい
興味がないけどちょっと単価が良い案件にチャレンジしてみて、嫌気がさしてしまってはwebライターを続けるのも苦痛になってしまいます。というわけで、webライティングに慣れてきてから、単価の高い別のジャンルに挑戦する感じでいいと思います!
文字単価・記事単価をあげるには
- 記事のクオリティをあげる
- 継続依頼で信頼をつかむ
- 付加価値をつけて価格交渉してみる
記事のクオリティをあげる
単価をあげるには、記事のクオリティをあげましょう。とはいっても、記事のクオリティって何?と思うかもしれません。クオリティを判断するのはクライアントです。クライアントの意向にあった記事を納品することが重要。
提示されたレギュレーション(ルール)、納期を守るのはもちろんですが、ライターが意識すべきなのは
「読者が知りたい情報+αをわかりやすく伝える」
最終的にはこれかな、と思います。
継続依頼で信頼をつかむ
1記事だけではなく50記事など、まとまった案件を同じクライアントから長期的に受注するのが継続案件です。
クライアントからすると毎回ライターを探すのは大変です。記事のクオリティはどうか、連絡はとれるかなど、初めて契約するときはライターの素性がわかりません。
継続のライターがいれば素性がわかっているので、依頼の手間も少なくなります。記事の品質、連絡のレスポンスなどで信頼をつかめば、単価をあげるクライアントも多いです。
私の実体験では、自分から交渉しなくてもクライアント側から単価をあげるとの連絡がありました。
- 記事の構成
- 内容のわかりやすさ
- 読みやすさ
- 自然な流れで商品を紹介する
上記がおさえられていて今後も継続でお願いしたい、とのことでした。
付加価値をつけて価格交渉してみる
付加価値をつけて価格交渉してみる方法もあります。具体例は下記の通りです。
- これまで画像入稿がなかった→画像入稿もする
- テキストファイルで納品していた→ワードプレスに直接入稿する(文字装飾をつける)
- 納期を短縮する
- 1か月の記事数を増やす
クライアントの作業の手間を減らしてあげることで、単価交渉できます。ただ、そもそも記事のクオリティがままならないのに交渉するのはおすすめしません。クライアント側にとっては、よりコストをかけてまでこの人に依頼する必要はないな、と判断されてしまうからです。
まとめ
- 文字単価0.5~1円の案件が多い
- 低単価案件(1文字0.3円など)を受けるとしたら最初だけで十分
- 単価が高い(と(1文字5円など)専門知識が必要になることも
- 文字単価1円~が稼ぎやすい
- 記事品質・継続案件で単価が上がることも
webライティングの文字単価に関しては、上記のような感じです。最初のうちは、自分の興味のあるジャンルで攻めたほうがストレスなく、執筆スピードものります。
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