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ハンドメイド販売で発生する税金!確定申告は必要?

こちらではハンドメイド販売の税金、確定申告について解説しています。

・ハンドメイド販売で税金は発生するのか

・いくらから確定申告するべきか

・扶養や専業主婦の場合の税金はどうなるのか

 

ハンドメイド販売を始めてぶつかる「税金」「確定申告」で悩んでいる方の役に立てれば嬉しいです。

 


 

 

ハンドメイド販売の税金は収入ではなく所得が基準

 

ハンドメイド販売をしていて、税金が発生するのは収入ではなく「所得」が基準になります。

所得金額は、売上から経費を引いた金額です。

所得=売上ー経費

ハンドメイド作品の売上から材料費や販売手数料などの経費をすべて差し引いて残った利益が「所得」になると考えてください。

 

 

経費を記録するために領収証を保存する

 

ちなみに、ハンドメイド販売の経費は、材料費や販売手数料のほか、製作時に使う工具や電気の代金なども含まれます。

 

  • 材料代
  • 手数料(販売手数料、振込手数料など)
  • 道具代
  • 送料
  • 梱包代、ラッピング代
  • 交通費

など、ハンドメイド販売で使ったものは、使った分だけ経費に含めることができるんですね。

 

※ただし、事業(ハンドメイド販売)だけでなくプライベート(日常生活)でも使用している場合は、事業にかかった分だけ経費に含めます。

(例:水道光熱費、通信費など)

 

例えば、UVレジン作品を販売しているなら、レジン代、UVライト代、シリコン型代…などが対象です。

 

経費を正確に記録するために、領収証やレシートは必ず保管しておきましょう。

 

領収証やレシートがもらえなかった場合は、

  • 日付
  • 買ったもの、サービスの名前
  • 料金

をメモして保管しておくと、経費としての証拠となります。

 

振込明細など、お金の入出金がわかる資料もコピーして一緒に保存しておきましょう。

 

 

ハンドメイドアクセサリーの販売も税金が発生

 

ハンドメイドアクセサリーの販売で収入がある場合ももちろん、税金が発生します。

アクセサリーに限らず、ファッション小物や家具、食器や雑貨など、ハンドメイド作品なら種類を問いません。

ハンドメイド販売で所得があるかどうかが、税金を計算する基準になります。

 

確定申告が必要な人って?

 

そもそも確定申告とは、

毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得の金額とそれに対する所得税の額を計算し、源泉徴収された税金や予定納税額などがある場合には、その過不足を精算する手続です。

出典:国税庁 所得税 申告と納税 No.2020 確定申告

 

1年間の所得と所得税を計算して、すでに支払っている税金を清算して納税額を調整します。

 

その年分の所得金額の合計額が所得控除の合計額を超える場合で、その超える額に対する税額が、配当控除額と年末調整の住宅借入金等特別控除額の合計額を超える人は、原則として確定申告をしなければなりません。

出典:国税庁 所得税 申告と納税 No.2020 確定申告

 

つまり、所得控除<所得の場合は確定申告が必要です。

 

 

ハンドメイド販売の確定申告はいくらからするべき?

 

ハンドメイド販売の確定申告はいくらからするべきなのでしょうか?

結論からいうと、1年間の所得38万円を超えたら確定申告が必要です。

  • ハンドメイド販売だけで所得がある:38万円
  • ハンドメイド販売以外でも事業所得がある:38万円(ハンドメイド+その他事業の合計)

所得控除は数種類ありますが、ここではすべての人に適用される「基礎控除38万円」を基準にしています。

 

その他の控除が適用される方は、その分、確定申告が必要になる所得の基準が上がります。

【基礎控除38万円+その他控除〇円】<【所得】になったら、確定申告が必要です。

 

ただし、アルバイトやパートなどの給与所得(給料)がある場合は次を参考にしてください。

 

 

 

専業主婦や扶養者も確定申告は必要?

 

専業主婦や扶養者の方など、アルバイトやパートでハンドメイド販売をしている方も確定申告が必要です。

下記、国税庁の引用を参考に、アルバイト・パートしていて確定申告が必要になる方について解説します。

 

給与の収入金額が2,000万円以下で、かつ、1か所から給与等の支払を受けており、その給与の全部について源泉徴収される人で給与所得及び退職所得以外の所得金額が20万円以下である人等、一定の場合には確定申告をしなくてもよいことになっています。

出典:国税庁 所得税 申告と納税 No.2020 確定申告

 

■ハンドメイド販売+アルバイト・パート

アルバイト・パートしていて、ハンドメイド販売の所得もある方。

この場合、ハンドメイド販売の所得が20万円よりも多くなると確定申告が必要になります。

 

パートやアルバイト先で年末調整してもらっていても、それはバイト先・パート先の給料・源泉徴収の調整だけです。

 

個人でハンドメイド販売している方は、20万円を超えたら確定申告しましょう。

 

※所得が20万円以下なら確定申告しなくてよいとされています。

 

 

ハンドメイド販売の税金は「所得」で決まる!

 

ハンドメイド販売の税金は収入ではなく「所得」で決まり、38万円、20万円が基準になります。

  • ハンドメイド販売だけの事業所得なら38万円
  • ハンドメイド販売の事業所得と、アルバイト・パートの給与所得があるなら20万円

所得=売上ー経費 です。

経費の証明になるので、領収証やレシート(なければ振込明細、メモなど)を必ず保管しておきましょう。

 

 

 

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