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刺繍で広い範囲・面を埋めるロングアンドショートステッチのコツは?

刺繍を始めたはいいものの、広い範囲をキレイにステッチできない。

広い面をもっと滑らかな表面で埋めれるようになりたい!

など、刺繍で広い範囲・面を埋めるのが苦手で悩んでいる方へ。この記事では、広範囲・面を埋めるのに便利な「ロングアンドショートステッチ」のコツを5つまとめました。

刺繍で広い範囲・面を埋めるには「ロングアンドショートステッチ」が便利

刺繍で広い範囲・面を埋めるには「ロングアンドショートステッチ」が便利です。面を埋める基本のステッチ「サテンステッチ」ではきれいに仕上がらない大きな図案にも対応できます。

ロングアンドショートステッチとは、長い針目と短い針目で面を埋めるステッチのこと。図案・デザインの端から針を出して、長い針目・短い針目をランダムに刺していきます。

端のステッチが終わったら少し先に針を出して、また長い針目・短い針目で面を埋めていきます。隙間が残らないように刺すのがコツです。




ロングアンドショートステッチで広い範囲・面をキレイに埋める5つのコツ

  • なめらかな表面に仕上げるには、針目をランダムに出す
  • ロングステッチは1cm・ショートステッチは0.8cmを目安に
  • 前の段との重なりを多めにする
  • 刺繍糸のよじれを直しながら刺す
  • 図案の中央から刺す

刺繍で広い範囲・面をキレイに埋めるには、ロングアンドショートステッチのコツを掴むのが重要です!ロングアンドショートステッチをキレイに仕上げるコツは上記5点です。詳しく解説します。

なめらかな表面に仕上げるには、針目をランダムに出す

ロングアンドショートステッチでなめらかな表面に仕上げるには、針目をランダムに出しましょう。規則正しく「長い」「短い」を繰り返すと少しモコモコとした表面になってしまいます。

長・長・短・長・短のように、不規則な針目でステッチしていきます。難しく考えずに臨機応変に刺していくのがコツです。

ロングステッチは1cm・ショートステッチは0.8cmを目安に

針目の長さは、ロングステッチなら1cm、ショートステッチなら0.8cmを目安にしましょう。あまりに短い針目を繰り返すと穴がたくさんできてボコボコした見た目になります。

一目の目安は0.8~1cmでステッチしたほうが仕上がりも美しいです。

前の段との重なりを多めにする

まず、長い針目・短い針目でランダムに刺して1段目が終わります。2段目を刺すときは1段目の刺繍糸との重なりを多めにすると滑らかな表面に仕上がります。重なりが少ないとプツッと途切れたように見えてしまいます。

重なりを意識しつつ、2段目・3段目…とランダムに長い針目・短い針目でステッチしていきましょう。

刺繍糸のよじれを直しながら刺す

ステッチをしていると刺繍糸がよじれてくることがあります。その都度、刺繍糸のよじれを直して刺繍していくと表面が滑らかに仕上がります。

刺繍糸がよじれた状態だとよじれている分余白ができて、ピッチリ平行に刺したつもりでも隙間ができてしまいます。1針ずつ丁寧にステッチすることで最終的な見た目も見違えます!

図案の中央から刺す

ロングアンドショートステッチでは図案の中央から刺すと、バランスよくキレイに面を埋めることができます。図案の中央から左半分を刺し、次に右半分を刺すといったイメージです。

慣れてきたら端から埋めても良いのですが、初めは中央から針を出したほうが針目の配分がしやすくなります。




サテンステッチでは広い範囲・面をキレイに刺繍できない?

サテンステッチは初めに基準となる1本を刺して、その基準に平行に刺し進めていく刺繍のやり方です。絵柄やデザインが大きくなると、針目が長くなって見た目が不格好になってしまいます。

ロングアンドショートステッチならどれだけ広い範囲・面のあるデザインでも、長い・短いを繰り返すことで埋めていくことができます。針目1本が長くなりすぎることもないので見た目もキレイに仕上がります。

ロングアンドショートステッチなら色替え・グラデーションも美しい仕上がりに

ロングアンドショートステッチのコツを掴めば、色替え・グラデーションも美しく仕上がります。長い針目・短い針目で構成されている分、サテンステッチやほかのステッチではできないような色の表現が可能です。

狭い範囲はもちろんですが、広い範囲でのステッチでも自然に仕上げることができるのもロングアンドショートステッチならではの特長です。




たくさんの図案でロングアンドショートステッチを練習してみよう

頭で考えているだけでは、残念ながら技術は身につきません。コツを意識しながら実際に練習することで上達します。

同じ図案を何度も練習するだけでなく、違う図案にも挑戦して、たくさんのデザインを刺繍してみましょう!

刺繍初心者の方は、基本のステッチのやり方・図案がいくつも掲載されている本・書籍があると上達が速まります。1冊で良いので好きな刺繍の本を揃えましょう。私が購入した刺繍の本・書籍も載せておきます。

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とにかく表紙が可愛くて購入しました。中身も申し分ないです。基本のステッチの説明がすべて写真付きで丁寧に解説されています。

ショートアンドロングステッチを使ったどうぶつの図案が多いので、面を埋める練習にピッタリです。

刺繍で広い範囲・面を埋めるロングアンドショートステッチのコツ まとめ

  • なめらかな表面に仕上げるには、針目をランダムに出す
  • ロングステッチは1cm・ショートステッチは0.8cmを目安に
  • 前の段との重なりを多めにする
  • 刺繍糸のよじれを直しながら刺す
  • 図案の中央から刺す

上記のコツを掴めば、ロングアンドショートステッチで広い範囲・面をキレイに埋めることができます。初めから上手にできることは少ないので、何度も練習を重ねて慣れましょう。1度に全部のコツをマスターできなくても、1つずつこなしていくことで上達します。

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