多肉植物(ハオルチア)を水耕栽培する際、ワイヤーや瓶に乗せた部分だけ負荷がかかってへこんだり、そもそもちょうどよい容器が無い・・・と困りました。
土のように、多肉植物の株本を全体的に支えてくれるものはないか、何かいい案がないかと、「ふわふわ水耕栽培容器」を考えて試しています。
土台には、メラミンスポンジと手芸綿を使っています。
ワイヤーや瓶に乗せると、負荷がかかるかな…と思い、「ふわふわ水耕栽培容器」をつくってみました!
(ブログに後程アップします🌷)・子株、根が短い
・ぴったりサイズの容器がない
・複数植えたい
ときにも使えそうです🎉完全水耕で多肉の寄せ植え、徒長した野菜苗の倒伏防止もできるかも🌱 pic.twitter.com/MQ6iD3A1DI
— sasabo@うさぎ飼い・水耕栽培 (@sasabo_mrc) 2018年6月18日
ふわふわ水耕栽培容器で栽培中の多肉植物(ハオルチア)
こちらが、ふわふわ水耕栽培容器で栽培中の多肉植物(ハオルチア)です。メラミンスポンジで高さを出し、手芸綿で株本全体を支えられるようにしています。
高さを出す理由は、根っこが伸びるスペースを確保して、株本を濡らさないためです。
手芸綿の下にメラミンスポンジを置くことで、口が広い容器でも手芸綿が沈まず、多肉植物を支えることができます。
ふわふわ水耕栽培容器の作り方
用意するもの
- 好きな容器(画像は100均セリアのフードパック)
- メラミンスポンジ(なければ普通のスポンジ)
- 手芸綿
- (鉢底ネット)
【メラミンスポンジ】
水を吸っても形があまり変わらず、目が細かいのでスポンジ自体に根が入り込むのを防ぎます。(切ったスポンジの隙間に根が伸びるように)
【手芸綿】
クッションとして多肉植物を支えます。湿っているかどうかも分かりやすく、手できゅっと絞るとすぐに水気が切れます
メラミンスポンジも手芸綿も好きな形や大きさにカットできるので使いやすいです。どれもセリアやダイソーなど100円均一やホームセンターで手軽に手に入ります。
天然素材を使わないことで、虫がわきにくい、汚れたら洗える、すぐに交換できます。
(コットン100%の手芸綿を使う場合も煮沸できます)
ふわふわ水耕栽培容器の作り方
- メラミンスポンジを切って容器に入れる
- (鉢底ネットを敷く)
- 手芸綿を詰める
好きな容器に切ったメラミンスポンジを入れて、根が隠れるくらい高さを確保します。(私は8等分にしてます。細かく切るほど隙間が減りガタガタしにくくなります)
鉢底ネットを敷くと、下のスポンジがぐらつきにくくなり少し安定します。根が穴に通らなそうなときは、ハサミで鉢底ネットに穴をあけましょう。
多少ぐらつきますが鉢底ネットを敷かず、そのまま手芸綿を詰めてもokです。手芸綿を細かくちぎった方が扱い多肉植物の根本を支えるように優しく詰めます。
ふわふわ水耕栽培容器をつかった多肉植物の育て方
穴の無い容器を使うときは、スポンジ~綿の下部がちょっとしめる程度にしましょう。水を注ぐというより、水で少し濡らすくらいです。乾いたら水で湿らせる、私は3日に1回くらいで水やりしています。(実践中)
穴のある容器(ポット、鉢など)を使うときは、底石と土の代わりにスポンジと綿をつかっているだけなので、普通の水やりと同じです。乾いたら水やり(1週間に1~3回くらい)を目安にするといいと思います。(こちらも実践してみます)
手芸綿ごとふわっと多肉植物を外せるので、たまに根の様子を見てあげてください。ぶにょぶにょしていたら水が多いので、腐った部分を切り取り、水を捨てて数日乾かします。
また、私の場合ですが、根が短くてうまく水が吸えなそうなときは霧吹きでシュッと葉水もかけてあげています。
ふわふわ水耕栽培容器の良いところ
手書きのメモで見づらいのですが、要約すると・・・
- 手芸綿で包み込むように支えるので負担がかかりにくい
- 天然素材を使わないので虫を予防しやすい
- なるべく根を切らずに植え替えできる(綿やスポンジを外す)
- どんな容器でも水耕栽培できる(通常のポット・鉢でもできる)
- 大きな容器にたくさん植えられる
- 徒長した苗に綿寄せ(土寄せ)できる
- 根が無い・短い状態でも栽培できる
ふわふわ水耕栽培容器を試したら教えてくれると嬉しいです!
はじめは水量が多くて1度根腐れさせてしまいましたが、水の量も調整してみて、順調に発根・成長しています。
私もふわふわ水耕栽培容器はまだ始めたばかりなので、栽培中にもっと改善点が出てくると思います。
実際に試してみたよ、ここが良かったよ、ここが難しいよなどありましたら、Twitterなどに投稿してもらえると嬉しいです。
ふわふわ水耕栽培で多肉植物を育てる方法はコチラから!